カードを入れる機能をなくすことで、今までにない極小サイズ感を実現した特化型機能財布「ナノウォレット」。
カード1枚は薄い。だがカードを入れることを考慮した財布の限界はカードと同じサイズ。しかも厚い。
そんな葛藤を大胆に解決したナノウォレットは、紙幣、小銭、鍵、”カード以外の全て”をコンパクトに収納することを目指して生まれたカードよりも小さいウォレットです。
「カードは単体で持つか、カードの薄さに適したケースを使えばいい」
そんな割り切った発想から生まれたナノウォレットですが、実際にサンプルが出来あがると想像以上のコンパクトさ。キーケースのようなサイズ感で紙幣も小銭も鍵も入れることができるので、スタッフでもお気に入りにして使う人間が続出。
今までの”財布を持つ”という感覚を変えてしまう、そんな手で感じられる変化を楽しめるアイテムに仕上がりました。
小銭を収納するスペースの裏側の隙間に紙幣を差し込み、もう片方を財布前面のフラップで押さえることで紙幣がキレイに収まります。
一万円札のサイズでも二つ折りの状態で収納できるので、会計でも手間取りません。
小さく見えて10枚以上の小銭を収納できる小銭スペース。紙幣を前面フラップに挟むことで、ちょうどフタになり、開けた時に小銭が飛び散るのも防いでいます。マチ(小銭入れ部分も幅)もしっかりとあるので、小銭が多くなれば拡がってしっかり収納、少ない時はよりコンパクトになる作りになっています。
皮革の宝石と呼ばれる素材、クロコダイル。
その輝きをアクセントとして取り込むことで、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンに溶け込むようにデザインしました。
カジュアルな買い物に財布とスマホだけを持っていく時はもちろん、高級フレンチに行くバッグにおさめていくのにもぴったりのアイテムです。
紙幣で硬貨を包み込む立体的な収納方法で、コンパクトでありながら、通常の財布と変わらない日常使いが可能になりました。余分なスペースがない分、たくさん収納してもかさばらない最小設計です。
使用しているクロコダイルは、パリで100年を越える歴史を持つ老舗メゾンにも納められるクラスの革。専用のファームで大事に育てられた革は世界中のブランドが取り合うほど希少なモノになっています。そんな国内では入手が最も難しいレベルの革を老舗の流通経路からほんの少しだけ分けてもらいました。そのため生産可能数が限られ、またお届けに時間がかかってしまう場合もありますが、何卒ご了承ください。
オルタナデザインのアイテムは、全ての工程を丁寧な仕事と確かな技術を持った国内の老舗工房で仕立てています。オーダーメイドを受けられるほどの高い技術力を持った老舗とのコラボレーションによって生まれるこだわりのプロダクト。時間はかかっても丁寧なモノづくりの国内工場で製作することで確かな品質のラインナップをそろえています。
”財布”と言われた時に思い浮かべるサイズはカードを収納する限り、カードよりは小さくならない。そしてカードを入れる財布にしたら、カード1枚の薄さにはならない。
財布とカードの機能を切り分けることで、そのジレンマを解消したナノウォレットは、今までの限界を超えたサイズを実現しました。
「あ、こんなの欲しかった」
そんな声が聞きたくてオルタナデザインチームは日々考えています。本当にこれは必要なの?こんな形はどうだろう?それって使いやすさはどうなの?開発の現場では様々な意見が飛び交い、時にぶつかり合うこともしばしば。本当に自分が持ちたいデザインか、そして持った人に「あ、いいね」と感じてもらえるかを想像しながら、いつも商品開発を進めています。
一番初めのお客さんは他でもない自分自身。自分が持ってみて、ここはイマイチだなと思うところはどんどん変えていく、より良くしていく、そうした考えで日々開発と改良を繰り返しています。
実際の生活の中で使いながら一つ一つ試行錯誤して生まれるプロダクトは、使い手と作り手が本気でタッグを組んで生まれたブランドならではのこだわりが詰まっています。
今までのアイテムに取って代わる新しい選択肢となる(オルタナティブな)デザインを生み出す、そんな想いの元に生まれたブランドです。
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